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結婚できない?結婚しない?その理由とは
一世代前(1975年頃)では、20~34歳の女性の未婚率が3割程度であったのに対し、現在では約6割が未婚と既婚率の割合を逆転しました。また女性に限らず、男性の未婚率も年々右肩上がりに上昇しています。未婚率の上昇は様々な要因が重なって起きていると言われています。
収入格差の拡大
- 規制緩和によって就職の自由化が進んだ
- バブル崩壊の以降の景気の悪化でフリーターなどの非正規雇用者が増加、正社員の雇用も不安定
- 成果主義の導入で収入格差が生まれた
- 2008年の世界的な景況悪化に伴い、非正規雇用者の身分の不安定さが顕著になった
昔は終身雇用年功序列制度が民間企業でも一般的であり、勤続年数が経過するごとに確実に収入が上昇していくため、結婚後の未来も保証されていました。しかし、今や正社員でさえ確実に給料が上がるのは難しく、収入格差が生まれ、景気の不安定さから突然リストラにあうことも珍しくありません。ところが女性の中には、男性に養ってもらうといった結婚の価値観が今も残っています。非正規雇用者はなおさら、正社員でさえ将来の保証がない中、結婚したくても躊躇したり、先延ばしにする人がでてくるのは当然の流れと言えます。
独身主義者の増加
- 結婚をし、子供を持つことが幸せという価値観が変化
- 女性が家を守り、男性が外で汗を流して働くという旧来の社会システムが崩れてきた
- 結婚していないと一人前と認められない環境であったが、現在は様々なライフスタイルが認められるようになってきた
女性が社会に進出し仕事を持つようになった結果、結婚せずとも経済的にも精神的にも独立した生活を手に入れることができるようになりました。また、お金さえ払えば24時間できたての食事が食べられ、電化製品の発達や家事のアウトソーシングサービスが普及した結果、結婚しなくても生活に支障がないと感じる男性も増えてきました。
結婚の前提としてあった女性が家を守り、男性が外で汗を流して働くという性別役割分担が崩れ、1人でも不自由しないどころか結婚することによって生じる責任や制約を嫌い、独身の身軽さ・自由さを謳歌する層が現れてきたのです。
独身主義者の増加は結婚に対する価値観が幸せなものから煩わしいものへ変わっていったことを意味しています。
結婚したくない男性の意見
- 便利な家電があるので家事に困らない
- コンビニや外食も24時間利用できるので食事の心配も必要ない
- 給料が安くてとてもふたりで暮らせない
- 自由な生活なのに制限されるのがうっとうしい
- 子供が嫌い など
結婚したくない女性の意見
- 家事が嫌い
- 仕事を辞めたくないし、束縛されるのもイヤ
- 出産や育児をしたくない
- 相手の親の面倒を見たくない
- 自由に動けなくなりそうで不安 など
自由恋愛の浸透
- 周囲のセッティングやお見合いではなく、自分で相手を選ぶことが主流に
- 出会いの幅も広がり好みの基準にもうるさくなってきた
昔は結婚というと親が子どもの結婚相手を決めたり、お見合いも一般的でした。ご近所づきあいも親密で、「世話好きの近所のおばさん」が男女共年頃になると縁談話を持ってきてくれたり、上司の娘さんや、上司が取り持った職場内での結婚といった話も珍しくありませんでした。
しかし現在では出会いも多種多様化し、様々な異性と知り合うことで選択肢が増えました。その結果お互いに求める要求が高くなり、マッチする確率が低くなってきているのです。